サイエンスアゴラ 2022
科学捜査に挑戦!みて、ふれて、文字をこえて伝えよう
Forensics Challenge! See, touch, and communicate beyond words!
配信日時:2022年10月22日(土)10:00-11:30
事前に送付する捜査キットを使い、オンラインで科学捜査を体験し、
科学コミュニケーションと科学デザインのエッセンスを学ぶイベントです。
プログラム
1. 10:00~
科学捜査実験
概要:正体不明の2種類の赤い液体に試薬を入れ、色や状態変化を観察し、液体の正体をみんなで推理します。実験の原理についても学びます。
2. 10:40~
ことばと視覚表現のポイントレクチャー
概要:科学捜査実験の内容を新聞にまとめます。科学コミュニケーターと科学デザイナーが、モノゴトの本質を効果的に伝えるポイントを実例とともに解説します。
3. 11:00~
コドモ新聞の作成&シェア
概要:新聞づくりでは、一人ひとりの発見を引き出しながら、自分だけの発見を伝える方法をともに創出します。出来上がったら、内容やデザインの創意工夫を対話を通じて共有します。
登壇者
財津 桂 ZAITSU Kei
近畿大学 生物理工学部 教授、元・大阪府警 科学捜査研究所 研究員。
プロフィール:
科学捜査研究所で薬物代謝・分析化学に関する研究を行い、同志社大学より博士(工学)を取得しました。名古屋大学大学院医学系研究科 准教授に着任した後、名古屋大学高等研究院 准教授を兼任し、名古屋大学 若手新分野創成研究ユニット/若手新分野創成研究ユニット・フロンティアの代表研究者を務めました。2022年4月から近畿大学生物理工学部 教授に着任し、「複合生命情報アナリティクス研究室」を新たに立ち上げました。子どもたちには無限の可能性と、たくさんの好奇心があると思っています。ぜひ、科学の楽しさにふれて、それを自由に「文字」で、そしていっそのこと「文字」をこえて、みんなに伝えてみましょう!
白武 勝裕 SHIRATAKE Katsuhiro
名古屋大学大学院生命農学研究科 准教授
プロフィール:
「遺伝子を使って花や野菜や果物をデザインする」研究をしています。イベントでは、科学捜査実験でポイントになる化学反応のしくみを解説します。
丸山 恵 MARUYAMA Megumi
名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
リサーチ・アドミニストレーター(情報発信)
大学の研究の魅力を、科学コミュニケーションの要素を取り入れ、動画、ポッドキャスト、WEB記事、トークイベントなどで発信している。イベントでは、自分だけの発見のワクワクを、自分らしいことばで伝える方法を一緒に考えていきましょう。
髙橋 一誠 TAKAHASHI Issey
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)特任講師
科学研究をデザインで推進するサイエンスデザイナー。イベントでは、自ら見出した発見を、枠にとらわれない自由な表現で他者に伝える体験をしてみましょう。