生命情報工学科では
どんなコトを探究する?
FIELD OF INNOVATION
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生命科学から医療・福祉まで
幅広く応用できる情報技術を学ぶ
とても複雑なDNAや脳機能。生命や生体が持つさまざまな機能の全貌を理解するには、モデルシミュレーションやAI (人工知能)の活用など、最新のコンピュータ技術が欠かせません。先端的な研究に必要となる計算処理の実現には、何よりもまず、高度なプログラミングのスキルが必須となります。生命情報工学科では、1年次からLinuxの専門的な操作方法を学び、C++言語によるプログラミングの基礎と応用技術を習得します。コンピュータを最大限に活用し、医療や福祉など、暮らしを豊かにするための技術開発をめざします。
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世界的に注目される情報通信産業や
医療福祉機器開発などでの活躍を
世界中で情報技術者の雇用が増加している昨今。我が国では情報技術者の育成が遅れており、ソフトウェア開発やデータ分析などの技術者不足が深刻化しています。生命情報工学は、情報技術を駆使して生命の機能を解き明かす学問分野。プログラミングやシミュレーション技術などの高度な専門的スキルを身につけた卒業生は、IT・情報通信企業を中心に、電子系企業や医療福祉機器メーカーなどの多彩な分野で需要が高まっています。高校・中学校教員免許の取得や、大学院に進学して博士をめざすこともできます。
具体的にこんなテーマを
追究しています。
  • スーパーコンピュータを用いた
    生体分子シミュレーションで
    病気の仕組みを理解し創薬に生かす

  • 生命現象が持つさまざまなリズムや
    パターンを理科・数学の理論や
    統計学的手法を用いて解析する

  • 医用画像から生体の機能を分析し、
    ガンやアルツハイマー病を
    早期発見する

  • 可聴音や超音波を用いた
    距離測定技術を自動車や
    ロボットの耳に応用する

  • 色を極めて細かく計測する装置で、
    がんの診断技術や化粧品を開発する
    ための評価技術を開発する

  • 妊婦の生体信号から胎児の状態を
    解析する「妊婦見守りシステム」
    を開発する

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