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平成28年度 近畿大学 先端技術総合研究所 公開シンポジウム
ScienceTour を開催します。

先端技術総合研究所 ScienceTour2016


公開講座

場所:和歌山県看護研修センター 受付:12:00~ 開講:12:30~14:40

たんぱく質は形状記憶“ひも”? ~自分のあるべき姿を忘れた時のなれの果て~

高圧力蛋白質研究センター 准教授 櫻井 一正

 たんぱく質はアミノ酸という小さな分子がいくつもつながってできた“ひも”状の生体高分子です。酵素や筋原線維といったたんぱく質が体の中で機能を持つのは、たんぱく質の“ひも”が天然構造と呼ばれる“形”をとっているからです。生物が生物らしく活動するのは、根底にたんぱく質が天然構造をとって働いているからなのです。
 不思議なことに、誰の手を借りるでもなく、ひもは勝手に天然構造になっていきます。この現象を“たんぱく質の折り畳み(protein folding)”と言います。これは、形状記憶合金が一度形を崩されても、自然と元に戻るのに似ています。しかし、たんぱく質がある環境におかれると、正しい折り畳みができずに“異常”な形になってしまい、ひも同士で大きな凝集体を作ってしまうことがあります。そして、いくつかの病気はこの異常凝集体が原因であることも分かってきました。
 今回は、“ひも”が折り畳んだり異常凝集体になったりする仕組みと、それを調べるための方法について説明したいと思います。

植物センターにおける植物遺伝子資源保護への取り組み ~ササユリを例にして~

植物センター 准教授 瀧川 義浩

 ササユリ(Lilium japonicum Thunb.)は日本固有のユリです。開花時期は、5月の下旬から7月にかけての数カ月ですが、最近はその開花時期がおよそ1カ月程度早い傾向にあります。花色は薄いピンク色、もしくは白色で匂いもよく、花の大きさは小ぶりで愛らしい姿のため、ササユリは今も昔も変わらず人気の高い花です。近年、ササユリの個体数は乱獲やイノシシなどの獣害により減少しています。そのため、ササユリの保護活動が自生地で積極的に行われています。植物センターでは、植物バイオテクノロジーの組織培養技術を使用したササユリの球根増殖や栽培、およびバイオ球根の提供を社会貢献活動(ササユリ保護も視野に入れて)として進めています。本講演では、植物センターで実施しているササユリを使用した活動についてお話します。

※受講希望の方は電話・FAX・EMail等で下記宛にお申し込みください。
近畿大学 先端技術総合研究所
TEL:(073)483-7887 FAX:(073)483-7717
EMail:bost-iat◆waka.kindai.ac.jp(◆を@に変えてお送りください)


オープンラボ

場所:近畿大学 先端技術総合研究所 15:00~17:00

●ポスターセッション 若手研究者による公開成果発表会

●こども科学体験教室

サイクロン掃除機を作ろう
[対象:小学生]先着24名 (当日14:30から整理券をお配りいたします)

ロボット工学・技術センター 講師 久保田 均

話題のサイクロン掃除機をつくります。モータの力で、風車を回し、ぐんぐんゴミを吸い取ります。風車を工夫すれば自分オリジナルな掃除機ができます。毎日の掃除はこれにまかせましょう。

●展示/体験コーナー

【体験コーナー】「施設園芸のスマート化を推進するユビキタス環境制御システム(UECS・ウエックス)を体験しよう」

植物センター 教授 星 岳彦

 ICT(情報通信技術)を活用して植物工場・温室・ハウスの植物生産施設の自律分散環境計数制御を行うシステムがUECSです。実際に動作するUECSを組み込んだ温室模型を使って、UECSでどのようなことができるのか、スマート施設園芸を体験していただくコーナーです。

【展示コーナー】「動物組織から遺伝資源情報を回収しよう」~目で見るDNAと遺伝情報~

生物工学技術研究センター 准教授 安齋 政幸

 これまで、自然環境の多くの変化によって種の絶滅が進んでおり遺伝資源の重要性が問われています。本日は、遺伝資源の保護とその遺伝子機能を探求する上で重要なDNA抽出操作機器を展示します。また、これら機器を使用して得られた研究成果などを紹介します。

【展示・体験コーナー】「fNIRSによる脳活動計測の体験」

ロボット工学・技術センター 教授 吉田 久

 人に近い知能ロボットを実現するためには、人の情報処理装置である脳の仕組みを明らかにし、これを模倣した人工知能を実現する必要があります。今回は、人間の脳活動計測法のうち、可搬性が高く、比較的計測が容易なfNIRSを展示し、実際に脳機能計測を実施します。興味のある方は是非、お立ち寄りください。

【展示・体験コーナー】「動かしてみよう空気圧利用機器」

ロボット工学・技術センター 准教授 中川 秀夫

 複数のエアシリンダを組み合わせ、それぞれを伸び縮みさせていろいろな方向に向けることができるリフトアップ装置や、寝たきりの高齢者や障がい者が津波から避難するときのためのリヤカーに取り付けるアシスト装置など、圧縮空気の力によって動く空気圧機器を展示・実演します。

●ミニ講義

「知っているようで知らない空気圧機器」<第1回 15:30 第2回 16:10>

ロボット工学・技術センター 准教授 中川 秀夫

 よく見ると日常生活の中でも空気圧を利用した機器として、自転車タイヤの空気入れや手動式スプレーなどがあります。これらの身近な機器の例を示して空気圧の優れた点についてわかりやすく解説します。そして、展示コーナーにあります空気圧を動力としたアシスト装置を紹介します。

●お問合せ

本件についての質問や申し込みについては下記宛にご連絡ください。

近畿大学 先端技術総合研究所
TEL:(073)483-7887 FAX:(073)483-7717
EMail:bost-iat◆waka.kindai.ac.jp(◆を@に変えてお送りください)

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