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生物工学技術研究センターの教員紹介

入谷 明客員教授・顧問
学校法人近畿大学評議員
日本学士院会員 21世紀COEプログラム拠点リーダー
【学位】農学博士(京都大学)【最終学歴】京都大学大学院
【前職】京都大学農学部教授、近畿大学生物理工学部教授
家畜繁殖学を通じた発見の連続。さらにテーマを探りたい。
大型家畜やヒトの体外受精のパイオニアとして活躍し、家畜の改良に貢献しています。現在は、クローン動物の作成や遺伝子組み換え動物の研究、マンモスなど、古生物学の研究に注力。家畜繁殖学を通して知る新たな生命科学の姿から、未知なる研究課題を探っています。


細井 美彦教授
【学位】農学博士(京都大学)【最終学歴】京都大学大学院
【前職】京都大学農学部助手
発生工学研究の成果で新しい領域に挑戦。
分子生物学や哺乳類の発生生物学の急激な発展を受けて発生工学の研究と教育は、大きく変わりました。そのような中で、体外受精からクローン動物の作出まで、エンブリオロジーと呼ばれる分野の研究で、ヒトや動物に利用できる生殖細胞の操作技術を開発してきました。さらに現在は、マウス、カニクイザルやウサギなどの動物でES細胞やiPS細胞を用いて未分化細胞を樹立する研究や未分化な細胞から生殖細胞などの分化細胞を誘導する研究を進めています。


三谷 匡教授 (名前をクリックすると個人のページへ移ります)
【学位】農学博士(京都大学)【最終学歴】京都大学大学院
【前職】徳島大学分子酵素学研究センター
細胞の赤ちゃんである受精卵。何にでもなれるその能力の仕組みとは?
私たちの体は、精子と卵子が受精した後、胎児の形態形成の過程で作られていきます。この「個体発生」の過程で、胎児の中にはすでに次の世代を生み出すための生殖細胞が生まれています。この、「受精卵→生殖細胞→配偶子→受精卵」というつながりは「生殖系列」と呼ばれています。生殖系列には、個体を作り出す特殊な能力を持つ未分化な状態の細胞が存在しており、そこから胚性幹細胞(ES細胞)や精子幹細胞といった幹細胞を取り出すことができます。私たちは、こうした幹細胞が持つ、未分化性の維持や機能性細胞への分化制御のメカニズムについて研究しています。また、クローンマウスの発生や動物の遺伝子改変などを通じて、発生工学の応用研究も行っています。


加藤 博己教授 (名前をクリックすると個人のページへ移ります)
【学位】博士(農学)(京都大学)【最終学歴】京都大学大学院
【前職】近畿大学生物理工学部研究員、日本学術振興会研究員
精子とDNAを見つめ、生物の営みを探る。
本研究室では、「加齢による精子の質的な変化に関する研究」と「古生物のDNA解析」の、2つの研究を行っています。前者では、非常に良好な産肉成績を示す雄個体の精子を約10年にわたって採取できるウシにおいて、その採取開始時から老衰で回収不能にいたる期間に、精子の性質に変化が起こるのかどうかを、分子生物学的手法を用いて検討しています。後者の研究では、シベリアで発掘されたマンモスのDNAを研究するとともに、マンモスとほぼ同時期に日本に生息していたナウマンゾウの化石骨からDNAを採取し、ナウマンゾウと現生のゾウや絶滅したマンモスとの間の進化の関連性を明らかにしようとしています。


安齋 政幸准教授 (名前をクリックすると個人のページへ移ります)
【学位】博士(工学)(近畿大学)【最終学歴】放送大学教養学部
【前職】(株)ジェンコム主任研究員
病気になるのは遺伝のせい?遺伝子の謎を解明するマウスを開発します。
生物に起こるさまざまな病気には、遺伝的な要因が関係していることが明らかにされつつあります。診断や治療や予防法の研究をするために、現在、遺伝子の機能解析が重要な課題となっています。私たちは遺伝子機能を個体レベルで解析できるよう、遺伝子改変マウスの開発支援と胚・配偶子(精子・卵子)を用いた効率的な生殖細胞の保存技術や体外受精技術の構築および希少な小型げっ歯類への生殖工学・発生工学技術の応用を検討しています。


黒坂 哲講師
【学位】博士(農学)(京都大学)【最終学歴】京都大学大学院
【前職】ペンシルバニア大学獣医学大学院
生命現象の鍵を握るアルギニン。
我々のからだを構成するたんぱく質は様々な修飾を受け、その機能を発揮しています。そのなかで、アルギニンがたんぱく質の表面に結合するアルギニン化(Arginylation)と呼ばれるたんぱく質修飾に着目し、アルギニン化が動物の生殖・発生や細胞の多能性・分化にどのように関わっているかを研究しています。


松橋 珠子講師
【学位】博士(獣医学)(東京大学)【最終学歴】東京大学大学院
【前職】岐阜県(畜産研究所)
哺乳類の分子情報で人々の生活を豊かにする。
大学では数多くの研究活動により優れた発見が日々産み出されていますが、農家などの生産現場で活用される機会は、まだ少ないのが現状です。肉牛の太りやすさを評価する生体内物質の特定など、現場で使いやすい技術の開発と普及を進めます。




近畿大学先端技術総合研究所

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