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研究概要

はじめに

 生物がその形を整えて生まれてくる”発生”は、どのような仕組みによっているのでしょうか?この生物学の重要なテーマは、多くの研究者によって検討されてきましたが、いまだに完全な答えには至っていません。そのひとつの理由は、このメカニズムが遺伝子の複雑な働きによって制御されているからです。
 私たちの研究室では、主に精子や卵子が受精して初期胚となり、新しい個体へと発生する機序に関わる遺伝子の制御や、精子や卵子を育て、胚になる能力を授ける精巣や卵巣の生理について、遺伝子の働きという観点から研究を行っています。私たちの研究から得られる知見は、生物学の重要なテーマである発生のメカニズムについて新しい知見を付け加えるだけでなく、体外受精や体外胚操作の技術を向上させて、絶滅が危ぶまれる動物を増やしたり、精子や卵子に問題があるために子どもを持つことが難しい人を助けることが期待されます。さらに、発生のメカニズムについての新しい知見は、近年注目されている再生医療の発展に役立つ可能性もあります。
 このように私たちの研究室では、基礎研究の一層の充実と、応用開発研究への発展を目指します。

         具体的な研究は、どのようにおこなっているのかな? 詳細はこちらから。


研究テーマ

・全能性獲得時の再プログラム化機構の解明
・プロテーオーム解析による優良和牛マーカーの同定と利用
・マウス生殖に重要な遺伝子の探索と機能解析
・時計遺伝子のマウス生殖への影響の解析
・分子生物学的手法による鳥類性判別法の開発および改良


卒業研究

平成24年度のテーマを抜粋
・プロテオーム解析を用いたウシ筋組織における脂肪交雑に関わるタンパク質の探索
・Clock変異マウスにおける繁殖成績のプロファイル解析
・マウス卵巣における時計遺伝子BMAL1とPER2の免疫組織化学的解析
・マウス2細胞期胚におけるユビキジン・プロテアソーム系の関与
・現場での応用を目指した鳥類性判別法の簡易化    他、
             


information

〒649-6433
和歌山県紀ノ川市西三谷930
近畿大学生物理工学部
遺伝子工学科
TEL.0736-77-3888