研究室紹介

4.食品免疫学研究室

 ◆ 健康長寿を指向した食品成分・腸内細菌の研究

  腸内細菌が全身の健康や疾患、さらには寿命に深く関わっていることがわかってきています。私たちの研究室では、腸内細菌フローラを改善し、腸を健康にする食品成分や方法を探索し、新しい機能性食品開発につなげる基礎研究をおこなっています。ビフィズス菌は健康なヒトの腸管に生息する善玉菌であり、悪玉菌の増殖を抑え、免疫力を高めたりアレルギーや慢性炎症を抑えたりする効果をもっています。「適量を経口摂取することで宿主に良い影響を与える生きた微生物」と定義されるプロバイオティクスの最も代表的な菌種です。私たちは、ビフィズス菌がもつ特異なオリゴ糖代謝経路に関わる糖質分解酵素や糖質トランスポーターを数多く明らかにしてきました。これらの知見を応用して、ビフィズス菌に選択性の強い増殖因子、すなわちプレバイオティックオリゴ糖の開発をめざしています。また、和歌山県の伝統的な乳酸発酵食品である「本なれ鮓」などからさまざまな乳酸菌を分離し、プロバイオティクスとして応用可能な菌株のスクリーニングや評価もおこなっています。
 



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