平成23年5月19日(木)、小濱 剛 講師、吉田 久 准教授らによる論文「視覚的 注意がドリフト眼球運動に及ぼす影響の統計解析」が社団法人 映像情報メディア学会「第51回(平成22年度)映像情報メディア学会丹羽高柳賞論文賞」を受賞しました。
 同賞は、世界で始めてブラウン管による映像の電送と受像を成功した高柳健次郎氏と、東京電機大学初代学長であり、同学会の前身である社団法人テレビジョン学会初代会長の丹羽保次郎氏の功績を記念して設立されたもので、今回で第51回目を数える歴史ある賞です。同賞の論文賞は、主として当該年度に発表された論文の中で、学会誌掲載後にその価値が高く評価された論文に対して与えられるものです。
 今回、栄えある論文賞を受賞することとなった、小濱講師と吉田准教授らの研究は、固視微動と呼ばれる一点をじっと注視している時に生じる小さな視線の揺らぎを詳細に解析することで、注意が集中しているかどうかが分類できることを示したものです。注視中の視線の揺らぎに対して、線形自己回帰モデルと呼ばれる時系列データの推移を予測する理論などを駆使して、視線の揺らぎに含まれる周波数特性の変動を分析し、集中度合いが高い場合とそうでない場合とで、揺らぎ方の性質が異なることを明らかにしました。こうした独創的な着想と解析手法が高く評価され論文賞に選出されました。



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