医用工学科では、下記のテーマで高校などで「模擬講義」を実施しています。ご興味をもたれた場合はお気軽にご連絡ください。
テーマ講演要旨教員名
歯や骨の主成分アパタイトは医療にこんなに役に立つ 歯や骨の主成分であるアパタイトは、生体が作り出した無機物であり、生体によくなじみ、またタンパク質のような生体関連分子をよく吸着します。このような性質を利用した、人工歯根、人工骨や、再生医療用の細胞培養足場、バイオセンサーのお話をします。 教授
本津 茂樹
人工臓器と臨床工学技士 今、人工臓器は大きな変革の時を迎えています。例えば、腎臓機能が著しく低下した患者さんを治療する血液透析(人工腎臓)は、これまで病院内で行われていましたが、自宅で治療できる時代へと変わってきています。このような医療変革の時に、中心的な役割を担う臨床工学技士の業務に触れながら講義を行います。 教授
古薗 勉

極低温技術

〜豆腐の角に頭をぶつけてバナナで釘を打てる方法がひらめいたらカップラーメンを宙に浮かせることができます〜
「不治の病に冒され冷凍保存されていた一人息子のマーティンが、奇跡的に最新医学で蘇生する…。」これは近未来を描いた映画の一シーンですが、どうやらこういう時代に着実に近づいているようです。ところで、なぜ長期保存に低温を用いるのでしょうか? 低温では何が起るのでしょうか? どのようにして人間はマイナス数百度もの低温を作り出すのでしょうか? 温度とはそもそも何なのでしょうか・・・・? 教授
楠 正暢

ブレイン・マシン・インタフェース

−考えるだけでコンピュータや機械を操作する方法−
脳には神経細胞があり、その数は大脳新皮質だけで約140億個あるといわれています。それらの細胞は、私達が運動したり、何かを考えたりしているときに電気を発生しています。その電気を頭皮上から測定することで考えていることを推測し、機械やコンピュータを操作する方法を紹介します。 准教授
山脇 伸行
再生医療と自然のものづくり 病気などで失われた生体組織・臓器を細胞培養で「再生」し、移植する治療法が再生医療です。これを、細胞というパーツを用いた「自然のものづくり」と考え、その巧妙さを紹介します。また、人間のもつものづくり技術との融合についてもお話しします。 准教授
西川 博昭
明日の医療を支える
機械工学
〜生命維持装置・
人工臓器の仕組みを
考える〜
現代医療の発展は、診断機器や治療装置の進歩に支えられており、病院内には多種多様な医療機器が存在します。本講義では、自動車や飛行機を生み出してきた 機械工学の技術によって成り立っている生命維持装置や人工臓器について解説します。 准教授
山本 衛
未来の生殖医療を支える微小流体工学 現在の不妊治療では、母胎の内部とはかけ離れた環境で精子、卵子、受精卵を取り扱っています。微小流体工学を応用することで、体内に近い環境を作り出し、より生体に優しい生殖医療を目指す研究が行われています。本講義では、簡単な原理から実際の応用までを解説します。 准教授
加藤 暢宏

医療機器をあつかう専門家からのお話し

― 病院の中のエンジニア ―
臨床工学技士は医療の現場で、医師の指示により生命維持管理装置の操作および保守・点検業務を行います。医療機器を介して医師、看護師、 他の医療技術職(コ・メディカル)、薬剤師、と共に患者さんの治療や看視(モニタリング)をチーム医療の一員として行う臨床工学技士の仕事について わかりやすくお話しします。 講師
西手 芳明

安全確実な治療・手術を目指して

〜人工心肺シミュレータECCSIM-Liteに触れてみよう〜
心臓の手術をする場合、心臓の動きを止め、代替装置で循環を保っています。その装置の操作者が、手術の間、その患者さんの心臓となるわけです。日々更新する医学の領域で、新しい知識を体得することは容易ではありません。効率の良い訓練方法としてシミュレータの利用があります。本講義で、医学教育にはどのようなシミュレータがあるのかを知り、またこれから必要とされるシミュレータについて考えてみませんか。 講師
徳嶺 朝子