近畿大学生物理工学部からのキャンパスレポート

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絶滅危惧種発見!

2013年3月16日

こんにちは。BOSTです。

今日も生物理工学部にある和歌山キャンパス内をお散歩♪
ピンク色をしたかわいいお花を発見!
近づいてみると、「ジャノメエリカ」の木だったよ。
たくさん小さな花が咲いて、とってもかわいいな。
しばし、うっとり~・・・
ん!?
風に揺られるジャノメエリカの木に何かあるよ!
わぁ!ミノムシだぁ。
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みんなは、ミノムシを見たことがあるかな?
ミノムシはミノガ科のガの幼虫。
一般的には、オオミノガの幼虫がミノムシと呼ばれているよ。
実はこのミノムシは、各自治体の絶滅危惧種に選定されているんだ。
それは、オオミノガに寄生する外来種の
オオミノガヤドリバエによって生息固体が激減したからなんだ。
今日、見つけたミノムシは、寄生されていないかな?
ちょっと心配だね。

ミノムシは、秋に越冬のための準備をするよ。
葉っぱや枝に糸を巻きつけて丈夫な蓑(ミノ)を作るんだ。
無事に越冬したミノムシは4~5月のサナギになり、
約1ヶ月すると雄の成虫が羽化するよ。
口は退化していて、エサをとることもなく雌を探す旅にでるんだ。
一方、雌はサナギになった後に成虫になるんだけれど、
成虫の姿は雄とは異なり、羽や足もなく、小さな頭と小さな胸と
体のほどんどを占める腹部(中は卵でいっぱい)という姿。
体は蓑の中のサナギの殻に入ったままで、
蓑の先端を押し開け特有の匂いをだして、雄を誘うんだ。
交尾後、雄は死んで、雌はすぐに数千個の卵を蓑の中の
サナギの殻に産みつけ、卵が孵化する頃には雌は死んでしまって、
蓑から下に落ちてしまうよ。
ミノムシの生態は、子孫を残す準備が整うと同時に
一生を終えるんだね。

絶滅危惧種に選定されている生物たちのためにも、
今よりもっと良い環境づくりをしていきたいね。
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